運動プログラムのバグを修正する
スモールステップ法
この方法を使えば、どんな方でも30秒で目に見える効果があります。
動画だけだと実感しにくいので、必ず自分の体でためしてください。
この方法は中枢・整形など原因疾患に問わず全ての方に効果的です。
ただし、バランス能力の低い方は転倒の危険があるため、ページ末尾にある方法で行ってください。
で、これに何の意味があるの？？
「全ての疾患に使える・だれでも・すぐに」できる方法なんて、うさんくさいと思いませんか？
ある程度経験を積んだセラピストであれば、一発芸のような方法では臨床で通用しないことはご存知でしょう。
姿勢発達理論は、何を学べばいいか迷っている新人セラピストでも活用できますが、様々な手技を学び実践してきたベテランセラピストにこそ知ってほしい知識です。
空間を捉える ３Ｄ工学モデル
姿勢発達技法では、3DCGや3DCADなど立体解析用ソフトを使用し、ヒトの骨格から導き出される最も合理的な運動様式を理論的に再現しています。
そのため、全ての手技が物理・生物・工学という明快なエビデンスを基に、「シンプルで・だれでも・すぐに」できるメソッドとして構成されています。
知識を統合する 生物学
出典"A Simplified Family Tree of Life" in The Evidence of Evolution by Nicholas Hotton III, Smithsonian, c1968 via Think Quest
たとえば、中枢系と外傷のリハビリは違うものと捉えていませんか？
医学では病気や怪我をバラバラに捉えます。そのため、中枢系と整形系など全く別物として膨大な知識を丸暗記する必要がありました。
ですが「ホモサピエンスが何を想定してデザインされているか」という生物学的目線で捉えると、様々な療法は「ヒトにとって最も合理的な運動を獲得する」という唯一のゴールに向けて統合され有機的に捉えることができます。
姿勢発達理論は、新人セラピストにとっては『最低限これだけ覚えれば大丈夫』というガイドラインに、ベテランセラピストにとっては『これまで培ってきた技術を統合し自由に使えるようになる』ための、パラダイムシフトを起こします。
講習会には出れないけれど、物理や生物を根拠にしたリハビリをさらに詳しく知りたいという方はこちらをご覧ください。 姿勢発達理論解説ブログ
代表プロフィール
藤田紫乃
理学療法士
姿勢発達研究会代表
水仙花整体院院長
小学校の頃から独学で整体を行い、柔術や空手など様々な身体技法を学ぶ。
2006年 新潟にて藤田整体院開院
ヨーロッパ、アジアなど海外からも来院するほどの人気院となる
2009年 さらに技術を広めるため埼玉に移住。
以降、東京・名古屋・大阪を拠点に進化したPT育成のため活動中
講習会の様子
SS法を様々な方に応用する方法
この方法は、片麻痺・失調・パーキンソンなどの中枢疾患から、外傷・切断・膝関節症・股関節症などの整形疾患、肩コリ腰痛などの軽い訴えまで、ヒトの疾患であれば全てに応用できます。ただし、バランスが保てない方や立位の取れない方には安全な方法で行う必要があります。
どのような方でも、自分にあった方法で無理の無い運動を行うだけで効果が出るのも姿勢発達理論の特徴です。
このほか関東や関西で講習会を開催中です